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顧客接点の少ない従業員が主体的になる方法

こんにちは、細井です!

経営者の方が抱える悩みとして、
従業員の意識が低い、
経営者の想いや熱がなかなか伝わらない、

従業員の意識や人材の教育についてお悩みをお聞きする事が結構あります。

社長のホンネとしては、
もっと自分で考えてくれ!!
真剣に危機感を持って業務にあたってくれ!!

といった所でしょうか。

今回は前回の「従業員を業界の集まりに参加させる3つのメリット」に続き

 

私が業界のセミナーで登壇させていただいた経験、感じた事を元に、従業員が主体的になる一つのアイディアをご紹介したいと思います。

 

業界セミナーに登壇してみて感じたこと

はい!こちらが当日の様子です。

当日は150名くらいの方の前でドキドキでした、
内容や伝え方には課題が山盛りでしたので、
今回そこはおいて置いて(笑)
登壇依頼を受けた当社は、
まだ納得のいく成果が出ていない状態で引き受けても良いものか、、、
まだKFSで経営支援を始めて1年もたっていない、何年もやっている方も大勢いる、、、
業界の中でも重鎮、大御所の方々いる中で本当に私でいいですか??
 
と登壇するか悩みましたが、
やってみてとても良い機会になりました!!
 
依頼いただいた方々に感謝でございます。
 
それは、登壇するにあたって3つの事に向き合ったからでした。
 
自分の仕事について向き合った
 
まずは、自分の仕事について振り返りました。
登壇する上では必ず発表する、聴かれる、コアになる所だと思います。
 
お客様に信頼していただくためにどんな事を意識しているのか?
中期経営計画立案セミナーではなぜ満足度が高い結果が出ているのか?といった日常のことから
 
説明しなければと意識する余り、売り込みのようになってしまい上手く行かなかったことや、
この1年で取り組んだことなど、
自身の業務の状況や日々のアクションを見える化する事で、
自身の成長や現在の業務がよりクリアになりました。
 
所属する部署について向き合った
 
自身の仕事の次に、部署全体について振り返りました。
ここについても自身の業務のバックボーンとなるので、整理、理解する必要がありました。
 
今年の1月に東京事務所を立ち上げてからどんな動きをしていたのか?
事務所としてはどんな事を意識し、何を重要な要素としていたのか?
他部署(弊社の場合は母体である福島)との外部環境や内部環境の違いを元にどう動いているのか?
 
部署全体の流れ、動き、強みや弱みが明確になりました。
 
自社について向き合った
 
部署の次に、自社全体の動きについて振り返りました。
他社の方が集まる場で登壇する上では、一社員とはいえ会社の代表として見られます。
会社の代表であるならば、自社の取り組み、ビジョン、代表が何を考えているのか?
理解した上で望むべきだと思いました。
 
なぜ、東京事務所を立ち上げたのか?
福島と東京でどう相乗効果を生み出すのか?
業界にとって自社はどんなポジション、役目であるのか?
代表は常々どんなことを考え意思決定をしていたのか?
 
向き合えば向き合う程に、会社での取り組み、業界に対して、
自分事になっている事に気づきました。
 
従業員が他社の人に自社のことを話すことは、
自分が自社の代表であるという圧倒的な当事者意識を持たせます。
 
 
接客や営業の現場の方、顧客接点があるので自然に身につく
特に顧客接点のない従業員の方には同業界の集まりで、
会社を代表して話す機会を創ってあげると、
 
会社の代表という意識
主体性
客観的視点
 
3つが体験を通して育まれます。
これは社長がトップダウンで伝えるよりも、
インパクトは大きいのではないかと思います。
 
可愛い子には旅をさせよと言いますが、
従業員を社外の場で話す機会を作ってみてください!