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トップ3%の中小企業経営者が実践している経営手法とは

こんにちは、細井です。
前回の記事売上アップや事業の成長に積極的な経営者が抱える悩みで、
やり方の視点からあり方の視点で経営を考えることについて書きました。
 
今回はその続きです。
 
この記事をお読みいただいている経営者の方、ビジネスパーソンの方、
あなたは心から望む「あり方」から日々活動されていますでしょうか?
 
経営者としてどんな人生を送りたいのか?
会社を通して何を実現したいのか?
社員と何を成し得たいのか?
お客様にどんな価値を提供したいのか?
 
理念・ビジョンは利益につながる
ジョンソン・エンド・ジョンソン社の代表取締役など外資系企業の社長職を3社歴任した新将命氏の著書「経営の教科書」の一節に
「理念・ビジョンは利益につながる」
という項目があります。
 
その中で経営理念が有る企業、無い企業の20年間の利益の変化について追跡した興味深い調査結果が記されていました。
 
経営理念のない企業とある企業の20年後の経常利益額は、、、
経営理念のない企業は3.6倍
経営理念のある企業は7.8倍
 
さらに経常利益率は、
経営理念のない企業は2.16%
経営理念のある企業は8.07%
約4倍の差を生んでいます。
 
著書では、経営理念づくりとその浸透は、結果として儲けにつながる、
それは人は、大きなことを信じたときに大きな仕事をする、という生き物だからだと述べています。
 
97%の企業が理念・ビジョンを使った経営をしていない
経営理念がある企業はない企業よりも4倍の成果を生み出すと、
経営理念の重要性をデータが証明しているにも関わらず、
実に97%の企業が理念・ビジョンを使った経営をしていないそうです。
 
裏を返せば、理念・ビジョンを掲げるだけでなく、
社内に理念が浸透し、組織に血液の様に行き渡り、
日々の業務においても理念・ビジョンに沿った意思決定が行われる。
 
そんな理念経営を実践できればトップ3%の企業と言えるのかもしれません!!
ちなみに弊社では自社の経営理念や使命、経営指針など経営・業務を実行する上での心得がまとめられた、心得帖「ココロエ」を作成、配布しています。
 
この「ココロエ」を日々携帯し、朝礼では読み合わせをして、日々自己の仕事に対して振り返る機会を作っています。
 

また、経営理念やビジョンを社内浸透、現場への落とし込みする上で重要なツールが、もう一つ。
それは経営計画書です。
 
折角、社長が心から望む魅力的な理念・ビジョンが出来ても、
それが共に働く社員の方に浸透していない、
やり方にまで落とし込まれていないのは、
とてももったいない事です。
 
経営計画の立案の過程では、
土台となる企業理念やビジョンを考え、
その理念・ビジョンを実現するための目標と数値計画を考えていきます。
短期的な目標と数値計画ではなく、
理念やビジョンといった長期的な視点、
熱のある想いから目標と数値計画を作ることによって、
「あり方」から「やり方」を選択する経営、
社長の熱が組織に伝播する経営、
理念・ビジョンを使った理念経営が実現できるのだと思います!!
 
弊社では毎月一日で経営計画(5ヵ年計画)を立案するセミナー「将軍の日」を通して、
経営者様の理念経営の実現をサポートしています。
 
一日で自社の方向性と課題が明確になる、満足度90%以上のセミナーです。
ご興味あればぜひお問い合わせください!!!