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KFSコンサルティング公式ブログ

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中期経営計画って必要なの? 策定の5つのメリット

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こんにちは! 加藤です。
 
度々フェイスブックなどでもお知らせしておりますが、私たちKFSコンサルティングが中小企業の社長にオススメしているアクションのひとつに、中期経営計画策定があります。

経営計画に対する社長の考え方

おそらく、中小企業の社長は中長期の経営計画に対して主に以下の5つの考えのいずれかをお持ちかと思います。
 
  1. 計画を立てることは良い!業績向上につながった!
  2. 計画を立てたことはあるけど、絵に描いた餅で、全く良くならない。
  3. 計画は立てたほうが良いと思うけど、つくり方がよくわからない。
  4. 計画を立てている時間があるなら、営業して稼ぎたい。
  5. 計画なんてなくたって、今までうまくやってきてるし、必要ない。
 
日産のカルロス・ゴーン社長の名言に
「素晴らしい計画は不要だ。計画は5%、実行が95%だ。」というのがあります。
 
計画よりも、実行が大事ということを表していると思いますが、それでも質の高い行動を起こすために少しは必要、ということがわかります。本当に計画が不要であれば、0%でもよいでしょう。
 
上記の1の考えをお持ちの社長はおそらく、しっかり会社の理念を数値と行動計画に落とし込み、実行に移し、結果を省みて、次の行動に活かせていることと思います。是非、今の行動を続けていっていただきたいと思います。
 
2では、計画を作ったのはいいが、そのことに満足してしまい、具体的な行動に落とし込めていないことでしょう。行動がなければ結果が生まれないため、業績向上や財務体質改善という成果につながりません。やり方に問題がある可能性がありますので、ご相談いただければと思います。
 
3の考え方では、計画はなんとなくよいものだと感じているが、実際に計画策定をサポートできるリソースがなく、計画策定の意義を実感できていないのでしょう。社内人財やパートナーが不足していることと思います。こちらも一度、ご相談いただければと思います。
 
4、5の考え方を持つ社長は、経験豊富で勘も鋭く、行動力があるなど経営センスに長けていることもあり、計画策定の必要性を感じていません。それでも、是非以下の5つのメリットをご覧頂き、なぜ計画策定が会社を良くするのに必要なのか、一度立ち止まって考えていただければと思います。
 

経営計画(中期)を作る5つのメリット

 
中期経営計画は、3〜5年の中長期の会社の事業計画です。会社の5年後を見据え、理念や行動指針にもとづいて、方向性(道)を示し、その進み方(戦略)を考え抜き、そこにたどり着くために何をマイルストーンとするのか(目標)ということを、具体的な数値と行動予定を加えてつくります。
 
以下では、このような中期経営計画を策定する5つのメリットをご紹介します。
 
1. 頭の中が整理される
        社長は得てしてアイデアマンであり、営業力があり、頭の回転が速く、行動が早いです。しかし、考えることが多岐に渡り、日々問題に対処しているため、視野が狭くなったり、方向性を見失ったりすることがあるかと思います。
 
 計画は、一歩引いたところから、自社の「ありたい姿」、将来進むべき道をしっかり考え、それを文字や数字に書き出します。これにより、社長の考えを整理することができ、ブレない行動をとることができるようになります。
 
2. 課題が明確になる
  自社のありたい姿から計画を立てた時、現状に照らして足りないところが見えてきます。人財なのか、資金なのか、新商品なのか、市場なのか…これが課題です。この課題をどう埋めるのかが戦略です。特に定量的な計画をつくることで、課題が浮き彫りになります。課題が浮き彫りになれば、具体的に何を、どれだけ、を考えるきっかけになります。
 
 今より自社を縮小させる計画をつくる社長はほぼないと思います。つまり、計画をつくることは、課題が明確にし、その対処法を考えることにつながり、あとは実行しさえすれば、自ずと会社は成長することになります。
 
3. 社員がやる気になる・良い人財を獲得できる
  これは、作成した計画を社員と共有するという前提です。計画は、売上目標だけでなく、その上位の概念である理念やビジョン、方針などから作られます。
 
 社員からしてみれば、真っ暗闇のトンネルを手探りで進むのと、トンネルの向こうに一寸の光が見えているのでは、行動に雲泥の差がでます。「我が社は今この位置にいて、こういった考えのもとにここまで進もうと思う。この位置までくれば給料もこれくらい支払えるし、顧客や社会にこんな貢献ができる。だから今はこれを頑張っていこう」と数字とともに示し、社員が納得すれば、社員の行動が良い方向に変わります。
社員との一体感を醸成するきっかけになります。また、理念やビジョンに共感した優秀な人財が集まってくる可能性が高まります。
 
4. 社外関係者からの信頼感が高まる
  これも作成した計画を社外に共有(公開)するという前提です。社外関係者とは、金融機関、取引先、顧客、社員の家族、地域社会などです。
 
 金融機関は、実績だけでなく計画をビジョンとともに共有することによって、借入がしやすくなる可能性があります。取引先も、安心して取引をすることができます。
 顧客は、自社が提供する商品やサービスが何のためにあるのか知ることができ、想いを共有できます。応援者を増やすきっかけになります。
 社員の家族も社員と同様、光が見えれば安心することができます。
 地域社会も同様で、理念を伴った計画が地域社会の発展に貢献するということが共有できれば、応援してくれる可能性が高まります。新たな顧客や社員となってくれるかもしれません。 
 
5.ワクワクする
  旅行の計画を立てるとき、あれやこれやと想像して、楽しくなるのと同様に、イメージを拡げて将来のビジョンを描くことは、ワクワクするものです。弊社でサポートしている企業様も、中期経営計画を作成した後は、非常にワクワクして帰られます。
 
 21世紀の事業は、総じてワクワクからはじまっているように思います。こんな事業をしてこんな世界を創造したい、こんなことをしたらお客さん喜んでくれるだろうな・・など、社長はもちろん、社員もワクワクが原動力になります。上場するための中期計画や、単年度計画とは若干異なるかもしれませんが、中期の経営計画ははワクワク発生装置と言えるかもしれません。
 
以上、中期経営計画の5つのメリットをお伝えしました。
 
 逆にデメリットはというと、計画の質にもよりますが、策定に時間がかかることでしょうか。ただ、計画策定にかける時間と、その効用のバランスを是非みてください。計画作成自体は収入を生みませんが、理念や数値に基づいた質の高い行動計画を立てることによって、ブレず、目標達成に直結する行動を効率的、効果的にとることができるようになります。そのための時間を投資してみるということも選択肢に入れてみてください。
 
とは言え、実際に体験してみないことには、その意義は伝わりにくいかもしれません。KFSコンサルティングでは、専用ソフトを使って1日で中期経営計画を策定するセミナー、「将軍の日」で計画立案のサポートをしています。まだ作成されたことがなければ、一度ご相談いただければと思います。
 
今後当ブログでも、体験していただいた社長の声をお伝えしてまいります。
 
次に大事なのは単年度計画と予実管理。次回は「予実管理の大切なポイント5つ」をお伝えします。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。