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KFSコンサルティング公式ブログ

中小企業の経営に役立つ情報やメンバーの日々の活動を発信!

それでも”ソト”に答えはある?

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こんにちは! 加藤です。
 
今月、2016年7月は衝撃的な事件がありました。バングラデシュ、ダッカのテロ襲撃事件です。
 
私は約半年と短いですが、現場の近くに住んでいたことがあります。そこで一生懸命にバングラのために働いていらっしゃる多くの日本人の方々ともお会いしてきました。だからこそ、今回の事件でよりリアルに悔しさを感じております。
 
亡くなられた方々には、心からご冥福をお祈りします。
 
さて、今回は、「それでも”ソト”に答えはある(かも)」というお題です。

7割の中小企業がは海外が視野に入っていない

現在、ゲリラ的なテロや内戦、政治問題等、様々な課題が海外ではありますが、それでも、日本の市場で活躍されている中小企業の皆様には、自社の強みを棚卸しし、海外事業を選択肢の一つとして加えていただければ、という内容です。
 
2015年商工中金の調査「中小企業の海外進出に対する意識調査」によれば、調査対象約4,000社のうち、調査時点で海外進出を行っている企業は1割、進出実績なく今後の予定もなし、とする企業が全体の7割強を占める、とのことです。
 
進出しない主な理由として、国内で事業継続が可能と判断している、人材確保が難しい、といったことが挙げられていました。
 
率直に、「もったいないな」と感じています。
 
国内で事業展開している企業の経営者様に、(私の経験の範囲内で)海外でもニーズがあったり、市場創出の可能性があると感じてお話してみても、海外は危ない、英語できる人がいない、やり方がわからない、同業での事例がない、政治が駄目だ、国内で一杯一杯、など「できない理由」を挙げられる方がいらっしゃいます。
 
そうではなくても、「まぁ、いつかね」という感じで流されることもあります。
 
「危険性」という意味では、昨今の海外情勢の混乱を受けて、より海外は危ない、海外で事業なんてもっての他!と感じた方もいらっしゃると思います。
 
実際に私のもとに、「バングラなんか行かないで、安全な日本にいなさいよ」といった旨のメッセージが届いたことがありました。しかし、外国人の中には「日本人やべぇ、何であんな地震ばっか起こるところに住めるんだ」って考えている人もいます。
 
見る位置からで解釈は180°違ったものになります。
 
海外進出という文脈においてはリスクのない場所・時間はないですが、マネジメント可能な領域があるということ、そしてどのような事業もリスクを取らずして飛躍することはない、ということだけは言えます。
 
確かに、自社の業種業界や企業の経営資源、成長ステージ等を考えると、明らかに「今」ではなかったり、そもそも海外に行く必要がない事業もあります。
 
ただ、たとえ今の事業とは関係がなくても、ビジネス目的で海外を訪問されたことがななければ、一度”ソト”を見ることをオススメします。

海外に行けば刺激だらけで思考の幅が広がる

クリエイターの高城剛氏の言葉に、
「アイデア(の質、量)は移動距離に比例する」があります。
 
私の好きな言葉です。
 
移動距離が多ければ多いほど、様々な情景や人との出会いなど、五感を通じて新しい刺激で、これまで考えもしなかったコトを考えたり、発見があったり、コラボが生まれたりということがあります。国内でももちろん地域それぞれの背景や特色があり、十分刺激的なのですが、これは日本を出るとなおさら大きなインパクトをもたらすと考えています。
 
何もクリエイターさんだけに向けられた言葉ではないと思います。「ビジネス」という視点で海外に赴くと、本当に、未来の事業成長につながる新たな発見が必ずあります。
 
というのも、ビジネス素人であった私ですら、日本で「当たり前」のサービスや技術が現地で市場を創れる!と直感したものや、現地企業とパートナーを組めば販路拡大につながる、といった可能性に満ちあふれているのを肌で感じたためです。
 
日本にはなく、その国にあるものを日本に展開できる可能性も数多くあります。中間層が育ってきている国においては飲食や美容系はそのまま展開でき、大手を中心に既に多くの日本企業が進出しています。
 
イデアと呼ぶほどではないかもしれませんが、外国訪問によって多くの事業展開の種となる気づきを得られたことは確かです。

世界は可能性に満ちあふれている

イタリアでは、国家経済は困窮していますが、世界を相手に商品を売っている町や村が1500ほどあるそうです。小さな村が食品、アパレルなどの特産品をまちぐるみでつくり、数千億円規模で稼いでいるそうです。
 
大きな視野で世界を捉えることが大事だと思います。日本の中小企業も、海外で可能性があることに気づいていないと感じています。
 
既にある事業の展開を狙ってでもいいですし、広い意味で現地のビジネスを探る視察でもよいので、是非現地に足を運んでみてください。
 
一度事業の構想が練られたら、実現可能性を測るために後からしっかり調査すればいいのです。そのままその国で事業ができなくても、感度が増し、アンテナが広がることによって次の事業展開の着想に役立ちます。内から内をみるのと、外から内をみるのでも、全然変わってきます。
 
既存の考えと新たな考えがガッチャンコし、新しい可能性を見出すことができれば、これほど嬉しいことはありません。事業が成功すればなおさらです。
 
具体的なやり方や、国別の進出上の注意点などはJETRO中小機構SWBS、民間の海外進出プラットフォーム出島-Dejimaなどで情報収集をしたり、専門家のアドバイスを受けることができます。
 
今後当ブログでも、海外進出に関するフロー等をお伝えできればと考えております。
 
お読みいただきありがとうございました。